●江戸和本●農家益続篇 大蔵永常 農業 農学書 菅晋帥序 嘉永7年 極美本
商品の説明
農家益続篇
【判型】半紙本2巻2冊。縦223粍。
【作者】大蔵永常(黄葉園主人・受和園)作・序。
【年代等】文政元年12月、菅晋帥序。嘉永7年刊。[大阪]河内屋太助板。
【備考】分類「農業」。『農家益』は前編3巻・後編2巻・続編2巻の全7冊。『農家益』は、農学書。大蔵永常(おおくらながつね)の処女作。天地人三巻からなる。1802年(享和2)刊。天之巻では為政者に副業の利を勧め、地之巻ではハゼの栽培、人之巻では製蝋を説く。この書は、それより50年前に出された高橋善蔵の『窮民夜光珠(たま)』を手本に書かれた。1810年(文化7)に後編2巻、また1818年(文政1)に続編2巻が出ているが、後続編は、ハゼの苗木仕立て、接木(つぎき)などについて、彼自身の研究を詳述している。接木については蘭学の影響があるとされる。なお、文化7年の版で、彼は、その後彼が刊行したすべての本の全体を見通した構想を記している(コトバンク)。/農家の暮らしの安定のためには副業としての換金作物が重要であることを説き、櫨の栽培法や櫨からを取る方法を図入りで詳しく解説した書(国文学研究資料館DB)。
★原装・題簽付・極美本。記名なし・蔵書印なし。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、続篇2冊揃いが、18,】。商品の情報
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